セブンイレブンのコーヒーのクオリティの高さに感動している、こころの保守カウンセラーさいとうでございます。
週に一回くらいの更新になろうかと思いますが、よろしくお願いします。
大阪に拠点を置いて、スカイプやメールでこころの相談を受け付けております。
ホームページはこちらです。

さて、先日「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ展ー叛逆の物語ーもう一度あなたに逢いたい・・・」に、行ってまいりました。(タイトル長い・・・)

さすがに人気作品のイベントだけあって、とにかく人が多いです。
人しか見えないといって差し支えないでしょう。


1

さらに声優さんのトークショーがあったという事も加わって場内の混雑は半端なく、
グッズを買う為の列や、カフェコーナーの列が60~90分待ちになっておりました。
体感的には、永遠にたどり着くことはないという勘違いを起こさせるほどの列です。

一日に4回行われるトークショーのキャパは二千人ですので、これが4回転するわけですから凄まじいはずです。
昼過ぎには売り切れのグッズが発生しておりました。

そもそもこの作品の美術はクオリティが異様に高く、現代アートをふんだんに取り入れているため、
展示ブースの作りこみは凄かったです。
入口から出口までが作品の物語に沿った演出がなされており、劇団イヌカレーのアートで染まっていました。
4

5

6

3

ストフェスの時もそうだったのですが、圧倒的に体力の無い私にとって、この人の多さと熱気の中では長くは持ちません。
ある程度の見切りをつけて撤退する事が重要です。
しかし、天性の方向音痴ギアスの力のように発動するため、退路が分からず、脱出するだけで1時間以上を費やすはめになったことは、今となっては伝説です。

オタクというものが、秋葉原に集う魑魅魍魎の総称ではなく、好きなものに精一杯の情熱を傾ける事が出来る猛者であることが、ようやく一般論になろうかとしております。
この会場に集う人達も、年齢層が広く、男女比の偏りもないのに驚きましたし、服装もコスプレからオシャレ系の人から、普通の感じの人が多く、いわゆるオタクファッションの方々は少なかったです。
幅広い層の人が集まり、数ある好きなものの中の一つがこの作品で、足を運んだという感じですね。

総じて、列を乱す者はおらず、マナーも良く、注意事項にしたがってみなさん行動してました。
私が中国にいた時はマクドナルドの列にならんでも平気で割り込みされたり、ゴミを地面に捨てることは普通でした。歩道を歩いていても車がクラクションを鳴らしながら同じ歩道を走って来るという始末ですから大違いです。

日本人らしさといいますか、場になじもうとする習慣。
郷に入れば郷に従えというギアスの力が発動しているとでもいいましょうか、大変ありがたいものです。

これがあるからこそ、イベントが行われますし、グッズ売り場も柵で仕切っただけの防犯対策で済みますし、自分だけでなく、他の人にも楽しめるようにという心使いが多かれ少なかれ共有されているので、展示ブースも大きな足止めを食らうことはありません。

もしこれが中国で行われていたとしたら
グッズは盗み放題、列は割り込み、ゴミは床に撒き散らされ、撮影禁止の場所など関係なく撮影し、触れてはいけない展示物を触って破壊、トークショーの席番号を無視して我先にと前の席に堂々と座り、スタッフの注意を無視かワイロで懐柔、何かあれば逆切れして訴える。
こんな感じでしょうか。

個人のスタンドプレーしか存在しない国と、全体の調和をとれる国の差だと思います。
もちろん全てがOKとはいません、調和にはある程度の忍耐や犠牲や副作用もあります。
しかしながら、力で制圧することなく、統制がとれるという事は大変大きいと思います。
日本のひとつの良さだと思います。

 にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 生きづらさへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アニメブログ アニメ考察・研究へ
にほんブログ村